パソコンの故障診断
作成:2018-08-30 更新:2018-08-30パソコンの動きが変になったとき、原因を特定する方法を整理した。(2018年8月)
パソコンの主要部品は、以下である。
- マザーボード
- CPU
- メモリー
- 大容量記憶装置 HDD or SSD
この内、 メモリー 大容量記憶装置 について記す。
前提
- 故障したパソコンが、DVDもしくはUSBから起動できる。
- ISOイメージをダウンロードし、DVDに焼けるもしくはUSBに書き込める環境がある。
ブータブルイメージ
KNOPPIX http://www.knoppix.org/
CD,DVD,USBフラッシュドライブから、起動できるLinux デストリビューションです。
ドイツのサイトなので、英語に切り替え使いました。
現在のバージョンは、DVD用のイメージのみです。
Download KNOPPIX from Mirrors で Protocol から http をクリックするとダウンロードできます。
メモリーテスト
ペンギンのでる起動画面で F2キー を押すと、オプションが表示されるので、
その中の memtest を入力するとメモリーテストが開始される。
大容量記憶装置
menu > knoppix > root shell を選ぶ。
ターミナル上でfdisk -l を実行する。
#fdisk -l
デバイス 起動 開始位置 最後から セクタ サイズ Id タイプ
/dev/sda1 * 2048 154224639 154222592 73.6G 83 Linux
/dev/sda2 154226686 156301311 2074626 1013M 5 拡張領域
/dev/sda5 154226688 156301311 2074624 1013M 82 Linux スワップ / Solaris
最後にデバイス一覧が表示さるので、デバイスの最後の数字を除いた名前(上では /dev/sda )を使い e2fsck -c /dev/sdaを実行する。
#e2fsck -c /dev/sda
terminal で smartctrl -a /dev/
Ultimate BootCD http://www.ultimatebootcd.com/
<http://www.ultimatebootcd.com/download.html> の 下の方の
Mirror Sites テーブルの最も左の列のISOをクリックしダウンロードする。
上部には、downloadと記載の紛らわしいバナーがあるので間違わないように。(2018/8時点)
以下の内容が含まれている。
- BIOS
- CPU
- HDD
- Boot Management
- Data Recovery
- Device Info and Management
- Diagnosis
- Disk Cloning
- Disk Editing
- Disk Wiping
- Installation
- Partition Management
- Memory
- Others
- Peripherals
- system
メーカー製のツールが多数含まれているので、e2fsck等のコマンドとは異なるチェックができる。